ちょっといい話 公衆電話物語

今年も平川小学校の卒業生が福平中学校に入学します。

平川から福平中学校へJR指宿枕崎線で通学(平川駅~五位野駅)1区間(3.1Km)となります。

JR指宿枕崎線のこの区間は、大雨・台風などで「運転見合わせ」になることがあります。
その時、子供(中学生)から保護者(お父さん・お母さん)へ連絡する手段がありませんでした。どんなに不安だったことでしょう。
今、五位野駅と平川駅に設置されている公衆電話は当時、平川地区からの強い要望で設置されたものです。
この公衆電話には、子供(中学生)たちへの地域の人々の思いやNTTの思いも重なつていると思います。

公衆電話は、携帯電話普及、利用が頻度が少ないことなどを理由に一般的に廃止(撤去)の方向だと思います。

この無人駅の2台の公衆電話は、今も子供たちの安心・安全に「そっと寄り添い」見守り続けています。
この公衆電話にはこんな物語があったのですね。
五位野駅と平川駅の公衆電話をみかけたらこの話を思い出して、「そっとご苦労さん」と声をかけていただければ嬉しいです。

平川町KYさんからの情報提供でした。
ありがとうございました。